二年振りに 東祖谷小中学校で奥祖谷夏祭りが行われた
校舎はまだ 体育館と保育所が建築中
天候が不安定で 花火の打ち上げがちょっと心配
山が近いからか 消防法で決まっているからか 消防団が待機していて 団員も祭りを楽しんでいた
この車は去年新調したんだそうだが 名前が「東祖谷山村消防団」と
ちゃんと「村」が入っているのが嬉しい
天候は小康状態で 無事花火大会が始まった
運動場の端で打ち上げているので かなり見上げないと見えないので 団員もリラックスしてこんな格好で見物(笑)
夜中から 雨が振り出し 一時は猛烈な豪雨になった
早朝から ダムの放水を知らせるサイレンが鳴り響く
(真下で撮ったので サイレンの音で耳が痛くなった。別に写真に音は写らないのだから 鳴り終わってから撮れば良かったのだが なんとなく大変な想いをして撮った方が 良い写真になる様な気がした(笑))
あちこちでホドイモの収穫が始まりました。
梅雨が明けて 強烈な日差しの中 お年寄り達が頑張って収穫しています。
体力のある若い者よりも こういう仕事はお年寄りの方が辛抱強い。
町で見かける事は殆どない「蓑」もここでは大活躍。
いくら強い日差しでも 背中は快適。
掘り出すと直ぐに 大きさ別や日に焼けたもの 鍬の傷が付いたもの等を瞬時に選別します。
機械よりも速そうです。(笑)
Mさんは
「あれがええ これがええっちゅうて 今年ゃあ結局五種類植えたんよ。白いのと赤いのと 皮赤いけんど中は白いのとか植えたけんど 終いにどれがどれやら分からんようになったわ あはははは!」
物欲しそうに見えたのか 帰りに掘りたてのホドイモを一袋頂いた。
ありがとうございました。
頭の中は (カレー 田楽 おでん 味噌炒め フライドポテト...笑)
他の地方でも 同じような儀式はあると思うが 細かい処に違いがあるかも知れない。
息子の初誕生の儀式は 両親 兄夫婦とその子供達で賑やかにやって貰った。
まず 一升分の祝い餅を詰めた重箱を風呂敷で背中に縛り付け箕(み)に座らせる。
その前の少し離れた所に算盤 扇子 お金 本(その他お好みで 笑)を置いて 周りから囃し立てて好きな物を取らせる。
算盤を取れば商売人に 扇子を取ればお役人に お金を取ればお金持ちに 本を取れば学者(?)になると言われている。
一歳と言うと まだ歩けない子供もいて お餅の重さで動けずに泣き出す子もいる。
息子はまだ歩けなかったが 生まれた時から大きくてパワーだけはあったので お餅の重さなど全く感じさせない程 勢い良く箕を飛び出し算盤を掴んで舐め回していた。
(お金は取らなくても そのままご祝儀として頂ける。)
しかし 成人になった今 商売人になる様子はない。(笑)
この頃 両親もまだ元気で 兄弟の子供達も大勢いて 盆や正月は大変な人数になって 賑やかだった。
今思うと我が家の絶頂期だったのかも知れない。
明日15日 NHK総合テレビ「しこく8」でも祖谷の番組が放送されます。
四国内の祖谷出身の方 お見逃し無く。