去年 三椏の仕事風景を撮らせてもらったkuniさん宅へ
奥さんが一人で 今日kuniさんは集まりがあって公民館で一杯やっているらしい
「また仕事しよるく撮らして貰えんだろかと思うて来たんよ」
「おお そりゃかんまんぞよ。手前には奇麗に撮って貰うて まっことありがとよ。おらんくのネエにも アニさんの事言うたりゃ『あのしはまっことかわいげなぞのうや』って言よったぞよ」
(え〜 照れるなあ〜)
「三月中頃から始めるんかえ?」
「いやあ どうせ4月入って ちっと温うなってからよ。歳取ったらさぶいのはえ堪えんきにの」
「ああ そうかえ」
と言いつつ 去年も早くから始めていたのだ
お年寄りの言う事は 良い方の意味で大抵あてにならない
草刈りを手伝ったTばあちゃんも
「もうそんがに刈っても肥えグロは足るきにいらんぞよ」
と言ったのに 次に行った時は全部肥えグロにしていた。
「あれ?もう要らんって言よったのに肥えグロにしたんじゃの?」
「ほんだって折角刈ってくれたのに勿体ないわの?」
Nばあちゃんも「腰が痛い 今年ゃもうようせん」と言っていたのに 例年通りの作業をした
みんな無理をするんだよなあ