Kの家の米の脱穀作業にお邪魔した
刈り取りの時は タイミングが合わず 行けなかったので 脱穀の時は是非撮影したいと思っていた
朝8時頃から作業は始まった
動力は今でも発動機
私は発動機の音には嫌な思い出しか無い
子供の頃 父は林業をしており よく「くんぜ」をトラックで家に運び 架線で庭まで運ぶのだが
山でも家でもその信号係が私で 無線の無かった(買えなかった)時代は手ぬぐいを使って手信号だった
父からは「早う合図せえ!」 ウインチを巻く兄からは「もっとはっきり分かるようにせえ!」としょっちゅう怒鳴られ 発動機の音が嫌で嫌でしようがなかった
あれから随分時間が経ち Kの家で久しぶりに発動機の音を聞いて トラウマから開放されたと感じた
微妙なセッティングは長年やってきたお父さんが手慣れた様子で済ませた
「そっちにおったら飛ぶぞよ」とお母さんが心配してくれた
(はい おらもカメラも藁もぶれじゃわえ)
収穫量はお米にして200kg程になった
家族全員で一年食べる量には少し足りないらしいが 嬉しい収穫である
(食べたいなあ〜 笑)